日本ディープラーニング協会の実施している資格試験があるらしい。 ので、どんなものか少し調べてみた。

日本ディープラーニング協会(JDLA)とは?

ディープラーニングを事業の核とする企業が中心となり、ディープラーニング技術を日本の産業競争力につなげていこうという意図のもとに設立されたもの

(日本ディープラーニング協会HPより引用)

理事長は、NHKの「人間ってナンだ?超AI入門」という番組に出演なさっている松尾豊東大特任准教授。

どんな試験なのか?

以下の2種類の検定がある。

G検定 (ジェネラリスト)

  • ディープラーニングに関する知識を有し、事業活用する人材の育成を目的とした検定
  • 深層学習の入門的試験
  • ディープラーニングに関する幅広い知識が問われる
  • 誰でも受検可能
  • オンラインで受検できる
  • 過去問が公開されており、問題集も販売されている

E資格 (エンジニア)

  • ディープラーニングを実装する人材の育成を目的とした検定
  • 深層学習はもちろん、機械学習や数学及び、pythonでの実装方法についての知識を問われる
  • JDLA認定プログラムを過去2年以内に受講した人のみ受検可能
  • G検定は受検していなくても大丈夫
  • 指定された会場にて受検する
  • 過去問は非公開で、問題集も販売されていない

実際に受検した人の話

調べてみて思ったこと

  • まだ新しい資格試験(2017年〜)なので、情報があまり多くはないみたい。特にE資格
  • E資格は結構ハードルが高そう
    • まずJDLA認定プログラムの受講料が高い。最安でも100,000円はする。300,000円する講座、もっと高額な講座もある
    • JDLA認定プログラムの受講にかかる時間の目安は、120時間程度 (出典:iSTUDY ACADEMY) →講座によって差があるかも?
    • 高校卒業程度の数学の知識が必要とのこと (数学があまり得意でない私はちょっと自信がない・・・) ただ、JDLA認定プログラムを実施しているスクールにはE資格で必要になる数学の講座もあるので、その点は少し安心できるかも?
  • 基本的にJDLA認定プログラムではPythonを使うので、事前に少しPythonを勉強しておくと良いかもしれない